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2024年4月

2024/04/30

CANON nFD500mmF8.0 RF

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 懐かしい。望遠鏡タイプ(反射式)の望遠レンズです。ですが、私は現役で使っています。最近はスマホの写真機能が優れていますよね。大概の写真は皆さん見慣れてしまった。そのためスマホではまだ写すことが苦手な、望遠レンズや深度の浅いレンズの出番が増えてます。反射式レンズはピントが外れた部分の光の点が丸くなる特性があり、味になりますよね。私はプロの写真家ではないのですが、仕事で職場の広報誌などの撮影のためカメラを触ることがあり、こんなことになっています。
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 この写真では三脚に取り付けていますが、軽いレンズなので手持ち撮影もできます・・・というか、私は主には手持ちで使っています。
 そうそう、話題が本題から逸れてしまいます。カメラの自動露出機能にはAとかSとか、AUTOとかありますよね。私はMFオールドレンズを使うことが多いので絞り優先の”A”を選ぶことが多かったのですが、当たり前のことながら、シャッタースピードをカメラお任せにすると手振れの問題がある。
 最近、私は気づいたのですよ感度AUTOってヤツです。もともとも感度AUTOで使っていたのですよ。α7S3は使える感度の幅が自慢の機種。だったら、カメラの絞りとシャッタースピードは”M”でいいんじゃないの・・ということに。
 スナップならば絞りとシャッタースピードは手動で普通の写真が撮れるということに気付き、すごく気が楽になりました。最近はスナップ用にRX1R2を使うことが増えました。感度AUTOにして今ではMで使っています。昔・・フィルムカメラのカメラに自動機構の無かった時代に戻ったようで写真が楽しくなりました。(本項のテーマのRFレンズには絞りはありません)

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話を戻して反射望遠鏡はこのような写真になります。面白いでしょ?

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2024/04/29

シフトノブ、ステアリング交換:CV21s’1996

 ワゴンR(CV21s)です。GWは予定がないため、私が最近入手したちょい古い車をいじって楽しく過ごそうと考えています。前回はTULIPについてエントリーしました。現在のTULIPは1997年からの再結成TULIP。・・・27年前!!。そして、このワゴンRは、その頃(1997年)の路上を元気に走っていた車種でした。今、この車は路上で見ることは稀になりました。あの頃の音楽は未だ現役なのです。

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 ともかく、歳を重ねるといろいろ考えることはあるけれども、私のお気に入りのワゴンR(ノーマル)を少しカスタマイズします。このワゴンRについて気に入っている点は、まずはエンジン(F6A)です。出力や気筒数はともかく、とても滑らかに動いている。車体の動きはフラフラしている。フラフラは評価されないポイントかも知れないのですが、滑らかなエンジンにMTで操縦するとヒラリヒラリと走ることができる。走っていて洒落ている。実力60%位で安全に走行する限りは、何も問題はない・・と思います。でね、シフトノブを皮張り仕様に交換しました。スズキアルト用の純正部品です。

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 もとのノブはネジって取り外します。このアルト用の皮張りノブは、ネジ穴径はワゴンRと同じ。全体の大きさもほぼ同じです。純正のウレタンのノブの操作性は捨てがたいところがありますが、革張りノブの佇まいもこれまた魅力的です。

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 勢いでステアリングも交換しましたよ。ネットショップで(見た目だけで)ポ チった、MOMOのなんとかいうモデル(φ350mm)で、かっこ良くなりました。皮張りシフトノブを含めて、イカシタ感じの風情になったぞと。このMOMOステアアリングの位置は、ステアリングボスの関係もあって、標準よりも数センチ体に近づきます。交換前はどうかと思ったのですが、交換したら便利。とても運転しやすい。ステアリングをわずかに抱え込むスタイルで、気持ちラリーカーのような見た目と運転体勢になりました。ちょっと難があるとすると、ウインカーレバーが遠くなり、慣れそうもない程度の慣れが必要。イケイケな感じになっていますが、所詮、軽自動車なので、そんなに速くない・・・というか、最近のハイブリットやら電気自動車が生み出している車列の流れからすると、絶対的には遅いと思う。でも、世の中は、この軽自動車の遅さで十分なのではとも思います。なので、とても可愛いのです。このGWは、このワゴンRを、もう少しだけいじってみようと考えています。

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2024/04/21

TULIP松山公演の翌日

 自宅からそれほど遠くない距離の松山ですが、訪れたのは10年以上振りなのです。昨夜はコンサートの後、どこで夕飯にするか・・は、楽しみの一つですが、夜の大街道界隈は勝手が判らずウロウロしました。路地に少し入った「おでん」の赤ちょうちんがぶら下がっている地元的な小さめの店にふらりと入り味わいました。コンサートのことを熱く大いに語る訳でもない夫婦2人なので、気取らないちょうどよい店でした。静かさにお酒を楽しみました。一夜明けて、本日は帰るだけなのですが、道後温泉に寄ってみようと。にきたつの酒蔵で自宅用の酒を調達。
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 以前、人手不足で坊ちゃん列車の存続が危ぶまれている。というローカルニュースを見たけれども、ちゃんと走っていて安心しました。一度乗ってみたいものです。
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 観光客らしく知らない皆と一緒に列車の写真を撮ったのだ。

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 あとは、鯛めしを食べました。コンサートのMCで話題となり、客席に居た人で食べた人は多かったのでは・・と予想します。確かに「高級な卵掛けごはん」。美味しくない筈はない。自宅でいつか真似してやってみようと思います。

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2024/04/20

愛媛県民文化会館

 私の自宅から四国松山への距離はさほど遠くはありません。高速道路で2時間程度。多分、関東で言うところの「都心から箱根までの距離」という感覚に近い位置にあります。TULIPの愛媛公演に行きました。自分の心の中でTULIPに対しては、2022年の6月、東京フォーラムの客席から決別をしていて(無論、その時のコンサートは素敵な時間でした。)もう見ることはないだろうと。当時はツアーが2023年に続くことが告知されたこともあったのですが、今後、行きたくてもチケットの競争率は高そうだし諦めていたものです。
 今回の愛媛については、数日前に、職場で同僚から「TUILIPのチケット、どうですか?行けなくなっちゃったのでどうですか?TULIPを知っていれば」と。その同僚は、私のTULIPに対する密かな熱狂性を知らないのです。当然、私としてはそのような話はありがたく受け、その日の仕事はやめにして松山へ向けて車を走らせました。
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 松山は遠くない街なのですが、コロナ禍などを経て久しぶりの訪問となりました。到着後、蕎麦屋で腹ごしらえをして、急遽とった宿で開場時間まで待機。TULIPのステージはもう観れないと覚えていたので、夢を観ているような時間でした。このお蕎麦屋の量は以前に比べて増えたような気がします。これも私の歳のせいでしょうか・・。
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 コンサートは楽しみました。私の席は5階。5階の最前列。愛媛県民文化会館はステージから客席側に5階建ての建物があるような、客席としては5階建ての屋上で身を乗り出しているような、高所恐怖症の気持ちを縮み上がらせるに十分な凄い構造でした。こんなホールは滅多にはないと思うので、それだけでも来た価値がありました。

 昔のようなROUTE335的視点でこの日のコンサートのことを書くと・・・、財津さんのフェンダーシンラインは単純に嬉しかった。5階席からの双眼鏡では、その個体が当時のものか判らないけれども、パーロイド柄ではなく白色PG仕様に見えたこと(錯覚かも)。私の財津さんのギターと言えば、この、ナチュラルカラーでメイプルネックでセスラバーPUのシンラインの印象が強いのです。1997年再結成後も見る機会がなかったため嬉しかったです。宮城さんの機材についてはANPEGのアンプ(2台)とキャビネット。足元はボリュームペダル位しか私の双眼鏡からは識別できませんでした。ベースギターはヘフナー、フェンダーJB(青色)、フェンダー山野楽器記念OPBタイプ(マスタービルダー製、青色)。演奏曲目などはネタバレになるので触れません。

 個人的なことなのです。私はTULIPのコンサートを何度も何度も客席から眺めたけれども、魔法の黄色い靴で合唱に参加したことはありませんでした。1000thやPAGODAでも。今回はさすがに最後になるならと考えて、初めて唄いました。私はね、コンサートに通って、魔法の黄色い靴を正しく唄えるまでに45年も掛かったよ。とにかくTULIPの皆さん、そして作品。関係されていた大勢の方々様、とにかく、ありがとうございました。

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2024/04/18

庭の芝の手入れ

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 春が訪れ、新緑の季節が更ける頃、毎年、自宅の庭の芝生ことが気になります。芝生の手入れは、春から夏場、秋にかけて私自身の良い運動になっているのですが、昨年は床に伏しており何も出来ませんでした。放置していても、芝生はマイペースに季節を過ごしてくれていたようでした。今年は、少し、かまってあげたい(私が芝に構ってもらっているのかもしれない)。
 私は毎年4月に、なんとなく芝用の除草剤と、数日置いて肥料を薄くまきます。上の写真は肥料ですね。東商の芝ドクター。近所のホームセンターに扱いがあり、なんとなく、ずっとこれを使っています。私の庭木の作業は「なんとなく」がつきものなのです。

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2024/04/03

FENDER Steve Bailey signature 6 その7 ~ノイズ対策とバッファ装着~

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 私と、このFENDER Steve Bailey signature 6とは5年程の付き合いになります。製品的には2009年なので15年前のモノです。この子はね、お茶の水の某老舗楽器店で買って、自宅まで配送してもらうようにお願いしたの。予定日に届かない。こちらも忘れていて1ケ月位して届いた。「忘れていました」と一言の手紙と、アーニーボールの黒ストラップが入っておりました。届いて弾いてみると、店頭で試奏した時には気づかなかったノイズが気になってしかたがないという。まぁ、ケチの付いた個体だったのですね。あれこれ触っている内に、あれこれ壊して、自分なりにあれこれ治したことは以前に書き込みました。
 ・・・で、概ね気に入っていたのですが、「使う日、場面によって、PUのマグネットに触るとノイズが出ることがある」ことが気になり。もう一度ノイズ対策を行うことにしました。これまではピックアップ裏のマグネットに銅ホイルを貼ってアースしていたのですが、その接触に問題がありそう。で、ここを電導塗料にし、改めてしっかりとラグに経由しアースしました。(肝心な写真を取り忘れです)

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 続いて、プリアンプ(HUMPBACK ENGINEERING 1×2)の前にバルトリーニAGBD/918-2を入れました。ノイズ対策というよりも、もともとこのPUの素の出力が低くて、プリ(HUMPBACK)のGAINツマミを高めに設定して使っていました。もう少し、シャキっとさせたかったため、プリアンプの前にバッファーを入れてみたらどうか・・と考えて行った実験です。目論見通りにはなりました。
 AGBD/918-2は2チャンネルあり、Steve Bailey signature 6のボリュームは一般的なJB配線で、それぞれのPUからボリュームに繋がる前にAGBD/918-2を入れます。JBのボリュームポットは普通250kΩ位でしょうから、メーカー推奨25kΩへ交換。ノイズを気にしないなら250kΩのままでもいいようです。上の写真の右側の2つある青色のトリマポットがAGBD/918-2のコントロールです。
 AGBD/918-2はもともとボリューム差のあるピックアップの音量を整えるような場合に有意義な装置のようですが、私の場合はボリュームポット前のローインピ化を目的として使いましたので、GAINツマミはちょい上げた位置(0でも良い)で前後とも揃えています。HUMPBACKのGAINツマミは0。出音はPUの個性そのままに、入手時のようなカリッカリに戻りました。

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 PUの底のスポンジは、長年、ホームセンターで入手できる黒色のウレタンフォーム(?!)を使っていました。今回は「すき間ふさぎテープ」を応用してみました。(これはイイカモ)

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 カリッカリの中高音とボリュームのある低音感。とてもイイのです。FENDER Steve Bailey6はカスタムショップではなく、高級な扱いではなかったと思うのですよ。私のFENDERへの関心はビンテージタイプのモデルに寄ってしまう傾向があるのですが、これを使ってみるとアメスタ的なモダンなモデルも悪くない・・・というか、イイんじゃないかと反省していまうのです。
 フレットレスの音としては、私個人の趣味としては、とにかく音像が明瞭ですばらしい。エポキシ塗ってないのに、エポキシ処理済のような音がします。指板に使われている材について、カタログにはエボニーとありますが、天然素材ではなく人工的な素材なのではないでしょうか。これは、私にはアリで、この指板の硬くて乾いた音が弾きやすくて気に入っています。スラップの音もたまらないです。

 私のFENDER Steve Bailey6の近況報告は以上です。

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