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2024/05/08

Fender C/S Yamano 120th Anniversary Vintage P-Bass Custom’2012(の現在)

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 先月、私が大好きだったTULIPの愛媛公演を観に行きました。チケットを職場の同僚から譲り受けて実現したものですが、私としては今回の「本当に最後らしい」再結成TULIPのツアーは観れないものと諦めていました。今回の最後のツアーは、確か、2022年から始まったもので、その年の6月の東京フォーラムを私は観ていました。松山の公演は、偶然であって、夢を観ているような舞台でした。

 このツアー、現在ではアンコール的な期間となっているものです。メンバーがミュージシャンである間は、ずっとTULIPを続けていたらいいのに・・・と思うのは私だけではないでしょう。

 私は、ブログの名前で予想される通り、TULIPの安部さんのファンです。このブログの楽器の話題ではベースの話題が多くなっていますが、ギターも弾いています。でも、現在の私はギターは人前では滅多に弾かない、セッション相手がいる場合は、いつもベースになる。私はTULIPは1977年からのファンですが、ファンの分類では恐らくは2期世代です。安部さんのファンだけれども、宮城さんに対してはファンというよりも尊敬です。私が子供の頃にベースを弾くことがなければ、今は・・・というよりも、早い時期から音楽から離れていた筈ですし、ベースを弾きたいと思う切っ掛けとなったのは宮城さん(宮城伸一郎氏)でした。子供の頃にレコードからコピーした氏の演奏は、派手なものは無かったけれども基本といえるもので、その後、私の財産となったと思います。

 TULIPへの想いを話すときりがないので、そろそろ止めておきます。愛媛公演に話を戻しますね。私は、TULIPのメンバーが使っている楽器を分析するのが好きでした。宮城さんが使っておられる青ラメのOPBに似たモノを私は10年前から所有している。ブログ的には数回触れていますが、改めて紹介をします。入手した時の経緯などは、過去記事をご覧ください。
 このモデルは、2012年に銀座山野楽器が創立120周年を記念して、当時長年輸入代理店を行っていたFENDERにオーダーした企画品で、カスタムショップがチームビルトのグレードでエレキギターとベースで計9本製造したものです。ストラトキャスター、テレキャスター、OPBで各3台づつ。特徴は青いスパークル塗装とアノダイズド(アルマイト)ピックガード。他に、マスターグレードの品があり、OPBだけのことに触れれば2本、ジェイソンスミスと(たしか?)ユーリシスコフ。宮城さんが現在のステージで数曲で使っていた個体はジェイソンスミス製のもので、青色が少し深い特徴があり、他の同企画での個体達とは異なっています。
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 私のチームビルドは、2014年秋に中古で入手しました。私にしては、ちょっと高価だったこともあり、ほとんど弾かずに保管しています。実は弦も替えてない。弦高も、何もかも触らずです。久しぶりにケースから出したら弦が錆びていたりして、少し手入れをして、きちんと弾いてみようと考えました。写真は弦を外してしまった後になります。

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PJ構成です。このPUがどのような曰くつきのものかは知りません。PUを外して裏を見たら何か書いてあるかもしれませんが、それは行っていません。

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 フェンダーカスタムショップの製品には、多くの場合(必ず?)にヘッド裏にマークが付いています。このマークは無理に付けなくてもいいんじゃないの?と、以前から私は思っています。ネック材は柾目です。

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ここ(上の写真)も、このモデルの特徴です。ネックのバインディングがアバロンシェルの模様でビックリ。それだけではなく、ギブソンのようなオーバーフレットバインディングになっています。なんとナットの箇所までもなっていて更にビックリ。オーバーフレットバインディングはフレットが引っ掛かることを防ぎ、滑らかな手触りで良いです。ですが、アバロン模様はどうかな・・と思います。模様は綺麗なのですが、いざ、心に余裕のない演奏場面Dえはでは、白ドットポジのサイドマーカーが見えづらいという問題があります。

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 私の前の所有者はサイドマーカーの視認性の問題解決のため7フレットと9フレットの位置に、ボールペンと思わしき筆記具でガリガリと追記されています。以前のオーナーはコレクターではなかったことが判ります。
 このマークはコンパウンド等ですぐ消える(ボールペン特有の凹みは残る)程度のものなのですが、恐れ多いので、可能な限り残そうと思っています。弾いていても消えてしまいそう。

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 私は2ノブタイプのJBを触ったことがありませんので、これもそんな感じなのかと思います。JB配線で、それぞれのPUにトーンを配線するとこんな効果になるのでしょうか。トーンは考え過ぎると使いづらいものになりそうなので、あまり考えない方がいいでしょう。このベースの電気的なサウンドは、いわゆる良く出来たPJベースです。PJのベースはPが使いづらいものが結構あったりするのですが、これはPだけで弾くと、良い音のプレシジョンベースです。Jを少し混ぜる・・・という使い方には、トーンコントロールの煩悩から解脱する必要がありそうですが、いじっていると時々、コレコレってポイントがあります。

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 このベースの音を個人的に総括すると、生鳴りは良くも悪くもヴィンテージのフェンダーを連想する音だと思います。ただ、新しいから良い意味でカチっとしています。現在の私の気分に限ればリアPUの音はいらないかな・・・と感じています。フロントPUだけでブリブリと普通のPBとして使うと気持ち良い。

このベースの購入時の設定等の入手時の状況を自分用の備忘録として掲載しておきます。参考までに。

弦:ダダリオXL165

弦高(約):12F
4th:3.2mm
3rd:2.5mm
2nd:2.4mm
1st:2.2mm

弦高(約):20F
4th:3.2mm
3rd:2.5mm
2nd:2.4mm
1st:2.2mm

PU高(ピックアップマグネット上面と弦下面との距離)
フロントPU/リアPU(約)
4th:5mm/3mm
3rd:5mm/4.5mm
2nd:4mm/4.5mm
1st:4mm/3.0mm

 ※ネックのリリーフ量は薄紙一枚程度、ほとんど無い真っ直ぐな状況です。12フレットと最終フレット(20F)の高さは何度も測ってみましたが私のアナログ計では同じに結果になりました。

 ※弦高については低くはない、私は高さを感じるのですが、私が普段使っているベースが低すぎるのかもしれません。

以上

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